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魂の進化の法則・・

 ベルクソンが言う「知ラレザル大陸」とは、「死後の世界」と言ってもいいし、未だ発見されていない「宇宙の法則」とも呼んでもいいだろう。ベルクソンは次のように言う。 

 心霊学が確実なケースとして提出しているもののうち、ほんの一部しか受け容れなくても、心霊学がやっとその探索の緒についたばかりのこの「知ラレザル大陸」の広漠を窺うには充分な分量が残る。

この未知の世界からの微光がわれわれへまで届いて、この肉の目に見えたとしよう。

--この場合、ただ目に見え、手で触れられるもののみを、存在するものと考えならわしてきた人類に起こる変化は、いかばかりであろう。

・・「道徳と宗教の二つの源泉」

 この「知ラレザル大陸」を探索する上で、ガイドブックになるのが前回も紹介したラズロの著書『コスモス』である。

 ここで強調されているのは、この宇宙には実は驚くべき一貫性があるのではないか、ということである。

 すなわち宇宙に存在するすべてのもの(太陽、月、星、地球、生物、分子、原子、量子・・)はお互いにつながっており、しかも宇宙には進化するための一貫性が、あまねく存在する、というのである。

 そして『コスモス』によると、私たち人類の使命はコスモスの進化を促すことであという。

 私たちは全一世界(ホールワールド)の一部です。創造されるものであり、みんなでともに創造していくものであります。

私たちは全一世界の組織と秩序に加わり、そこにもともと備わっていながら絶えず蓄積していく知性に触れて、その意識の成長に貢献するのです。

 この宇宙がただ一つの存在「サムシンググレート」から生まれてきたと仮定するならば、全てのものはつながっていて、しかも「進化」という一貫性があまねく貫いているということは十分に考えられることである。

 この世界を深く観察するならば、まるですべてのものがともに廻りながら、踊りながら螺旋階段を上っているようにも見える。

 私たちが目には見えないマインドを通して、自分の周囲に家族、同僚、物、出来事、運命などを心で引きつけているというのも、実はこの一貫性、つまり法則が宇宙を貫いているからではないだろうか。

 心霊学の説くところによれば、私たちはまるで鏡のように現在の魂の発達段階に合わせた人・事・物を引き寄せており、これも互いが学び合って己を磨き、さらに次のステージに立つためであるという。

 このいわば「魂の進化の法則」が私たち人間だけでなく、宇宙のすべてに遍く貫いているということを「新しい文明」では認めることになっていくであろう。

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タモリの天才・・これでいいのだ・・

 もう大部前の話になるが、赤塚不二雄の葬儀におけるタモリの弔辞には驚いた。

 何でも白紙で彼は弔辞を読んだそうだ。

 それはともかく、弔辞から伺える赤塚さんの眼力とその生き方には、改めて感動した。

 まだ無名のタモリの天才に気づいた「眼力」とそれを世に出したところの「無償の愛」。

 何より私の心を動かしたのは次の一節だった。

 あなたの考えは、すべての出来事、存在をあるがままに、前向きに肯定し、受け入れることです。

それによって人間は重苦しい陰の世界から解放され、軽やかになり、また時間は前後関係を断ち放たれて、その時その場が異様に明るく感じられます。

この考えをあなたは見事に一言で言い表しています。

すなわち『これでいいのだ』と。

 ・・平成20年8月7日、森田一義

Tamori

 どんな出来事も「これでいいのだ」と一度、肯定できれば善き事に変わるのではないだろうか。

 なぜなら、どんなに悲惨に思える出来事も、その背後には「神の栄光」が隠れているからだ。その裂け目からその光tが現れようとしているからだ。

  前に紹介した「黄金の仏陀像」の話を思い出そう。

 一見不都合に思える出来事とは、「黄金の仏陀像」を隠していたコンクリートが剥がれている現象に過ぎない。

 その悲惨な現象の自壊のプロセスを通して「黄金の仏陀像」という本物が現れようとしているのだ。

 私も赤塚さんに倣って云おう。

これでいいのだ。

全てはうまくいっている。

全ては魂が生長するための糧である、と。

Sis

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