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「成功の遺伝子」・・藤沢秀行の「強烈な努力」

 藤沢秀行(しゅうこう)といえば、碁石を持てば60を超えるタイトルを手にし、二度のガンを克服した天才として有名だ。

特に先日のテレビ番組「成功の遺伝子」の中で、現在の日本サッカー代表、武藤選手が、藤沢秀行の生き様を「成功の遺伝子」としていると聞いて本当に驚いた。

 テレビで藤沢に出会った彼は、その「強烈な努力」に驚くとともに、猛烈な努力を始めたという。

まさに藤沢の生き様が、武藤選手の「成功の遺伝子」を覚醒させたのだ。

 やはり一流選手には、必ず一流の人物の影響があるのだ。

 もっというと、「天才は天才がつくる」のである。

 さて藤沢の哲学者のような言葉には“碁の神様”を前にした謙りが感じられる。

 平成10年に現役引退を表明した「シュウコウ先生」の言葉は実に奥深いものがある。

「誰にも負けないくらい勉強」して、棋聖6連覇をはじめ、史上最高齢の六十六歳でタイトル(王座)を獲得するなど、長年トップ棋士として活躍したシュウコウ先生が次のようなソクラテスの「無知の知」のようなことを言われているのだ。

「碁打ちを50年もやっているのに何もわかっていない。

しかし、奥が深く、変化が広大無辺だからこそ、我々は強くなれる」

「プロのわれわれも何もわからない。

無限の方向に進んでいるのだからね。知っているったって本当は--何も知らないんだ」

「碁の神様がわかっているのが100だとしたら、私にわかっているのは、せいぜい5か6か、あるいはもっと下です」

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 おそらくシュウコウ先生は、人間の持つ小賢しい知恵などは捨ててかからなければ、“碁の神様の叡智”が湧いてこなかったに違いない。

 この世の一番の「大馬鹿者」が一番の「智者」であることもある。

 

 このような意味で「天才」の自覚とは、「まだまだ、これから・・」の謙りの強烈な自覚でもある。

 ちなみに『致知』の巻頭には、このシュウコウ先生のいまわの際(平成21年5月)の病床でのエピソードが紹介されていた。

 ・・枕頭に集まっていた若手碁士たちに一枚の色紙を渡した。

 そこに墨痕鮮やかに踊っていたのはただ一語。

 「強烈な努力」


 
 自らの人生信条を記し、後輩たちを叱咤激励したというのである。・・

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