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ラズロ博士の宇宙観と「即身成仏」

 ヨーロッパの知の巨人であるアーヴィン・ラズロ博士によると、この宇宙は一つであり、全てが共鳴しているという。

 音楽家でもあるラズロ博士は言う。

 音楽に同調、一貫性、共鳴という三つの調和的属性があるように、この宇宙には宇宙の言語なるものがあり、人間を含むあらゆるものは、一貫性のあるエネルギー場・情報場の中に生きている・・と。

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 この宇宙のエネルギー場に私たちの「精神のエネルギー」が同調、共鳴したときに、私たちは宇宙と一体になって、驚くべき能力を発揮することもできるようになる。

 このことを空海は「即身成仏」と呼んだのではないか。

 私たちの肉眼には個々分断して見える物質の世界は、単に表面の世界であり、本当はすべてが一つにつながっていて、丁度、音楽の楽器のように共鳴しているというのである。

 このワンネスの世界をラズロ博士は「全一世界」(ホールワールド)とも呼ぶ。

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 全ては「一」であり、繋がり、共鳴し、共に進化しようとしている。

 従って、私たちはどこにいようとも、いつであろうとも、この「全一世界」に触れて、気づきという最高の宝物を手にすることができる。

 例えば日本の宗教家には、鳥や虫の鳴き声を聞いて悟ったという高僧もいる。

 一休は明け方のカラスの鳴き声で悟り、白隠はコオロギの鳴き声で開眼したと言われている。

 また観世音菩薩の名も、この宇宙が様々な音の響きで共鳴していることを現しているのではないか。

 畢竟、私の住む世界とは、自分の鳴り響かせている楽器の音=「精神のエネルギー」に共振・共鳴している音を引きつけたものだとも言える。

 もし、自分の境遇を変えたかったら、まず自身の響かせている音を変えることである。

 境遇が苛烈であったならば、もっと自分の鳴り響かせている言葉の音を優しく、愛深いものにすればよいのだ。

 ちなみにラズロ博士が最近とみに発信しているメッセージが「ワールド・シフト」である。

私たちに必要なのは新しい考え方です。

アインシュタインが言っていたように、問題が起きたときと同じ思考のままでは、真の問題解決はできない。

もし作り上げてきた世界がもはや通用しなくなってきているのだとしたら、生活と文明のため新たなパラダイムにシフトしなければならない。

今までと同じ考え方のままでは、私たちは向上ではなく、下降に向かって大きく踏み出すことになります。

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