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直観を磨くもの2・・岡潔との世紀の対談

 直観と言えば、世界的な数学者だった岡潔のことを出さないわけにはいかない。

 

 岡潔が宗教の世界で私淑したのが、光明会の弁栄聖者であったことはあまり知られていない。

 岡は晩年、特に光明会の念仏をただひたすら唱える行を頻繁にやっていたらしい。

 数学者にとって必要なのは、純粋理性にプラスするところの純粋直観だという。

 念仏すると、この純粋直観が自ずと出てくるらしい。

 この純粋直観について、弁栄聖者は「無差別智」とも呼んでいる。

 

 この「無差別智」が自ずから立ち上がってくる“現場”が、天才同士の対話なのだ。

 特に天才数学者、岡潔と小林秀雄との対話(対談)は、そのスケールの大きさ、奥深さ、面白さなど、まさに天下一品である。゛、

 そして何よりスリリングな「生成」と叡知にあふれた「言霊」に満ちている。

 昭和40年の対話ではあるが、その話題はアインシュタイン、量子力学、幾何学、プラトン、ドストエフスキー、ベルクソン、ピカソ、教育問題などまさに宇宙大のスケールなのだ。

 この「叡知の対話」について、脳科学者の茂木さんは、声に出して読むことを推奨しておられるが、二人の対談は、吾々日本人がかつて持っていた言霊と叡知の世界を思い出すためのベスト・テキストとも言える。

 小林秀雄が言うように、「心を開いた対話では生きた智慧(無差別智)が飛び交う」のである。

Kobayashigoho


 二人の巨人の対話の一部を紹介しよう。

叡知の対話2・・小林秀雄VS岡潔

  • 叡知の対話3・・小林秀雄VS岡潔
  • 叡知の対話4・・小林秀雄VS岡潔

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