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直観を磨くもの1・・小林秀雄対話集

 心を開いて対話すれば生きた智慧が飛び交う・・小林秀雄

 小林秀雄が座談の名手でもあったことは有名だ。

 相手が物理学者であれ、数学者であれ、画家であれ、哲学者であれ、小説家であれ、小林秀雄の前に立つと、それは一つの強力な鏡となって「真の己を知る」という「生きた智慧」を獲得することができる。

 今回、出版された「直観を磨くもの」も各界の第一人者十二人と語り合う中に、「生きた智慧」が飛び交うのである。

 例えば今日出海との対話の中で、小林は驚くべき発言をしている。

 

《宗教とは教理ではなく、祭儀という行動であった。

そういう期間は非常に長かった。

宗教史という専門書などが扱っているようなものとは比較を絶した長さですよ。

その間、宗教は文化の中心部にあった筈だろう。

その間の宗教的経験というものは、日本人の本質的意味での文化上の知恵を充分訓練したと見ていい。

外来の宗教的ドグマに出会った時、これを受け取る日本人の気質は基本的には完成していた。

ドグマに気質の方を変える力はない。

ドグマの方を気質が吸収して己の物と化する。これには長い年月を必要とした。

・・これは僕の意見ではない。宣長の思想の本筋です。

彼の神観は正しいし、今日でも、尋常な人々の心のうちに生きていると思っています。

 対話をするうちに、古代の日本人のコアパーソナルなるものが自ずと浮かび上がってくるのである。

 これこそは「真の己を知る」智慧=直観ではないか。

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