創造的進化の時代・・ベルクソンの啓示
これからスピリチュアルな新文明を構築していく上で、ベルクソンの「精神のエネルギー」という名著や創造的進化に関する考察は、今でも参考になるところがたくさんあり、決して古くはない。
「精神のエネルギー」は主にフランス以外の国で行われた講演集で構成されているが、いずれも「心と体」の関係に言及しながら、それを超えた「精神のエネルギー」や「来世」の存在に言及している。
特に有名なのが、1913年5月28日にイギリスの「ロンドン心霊研究会」で行った講演「生きている人とのまぼろし」と「心霊研究」である。
この講演の中でベルクソンは、心的なものは脳の動きの「副次現象」とする心身平行論に根本的に反省を求め、脳を超えた「精神のエネルギー」があることを検証していく。
« 涙を超えて・・祈りと希望について | トップページ | 「至高体験」への道 »
「ベルクソン」カテゴリの記事
- ベルクソンVSアインシュタイン・・時間論を巡って(2018.04.17)
- ベルクソンの「精神のエネルギー」・・総集編(2017.08.12)
- 魂の進化の法則・・(2017.07.12)
- 「宇宙的目覚めの時代」・・逆境で生まれる新文明(2017.05.02)
- ベルクソンの「精神のエネルギー」・・総集編(2017.03.22)
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
どうも、はじめまして。
ザッとHPとブログを一瞥させてもらいましたが、素晴らしい内容に大変驚きました。
私は哲学者の池田晶子さん等がすごく好きです。
また、拝見に参るかもしれません。
投稿: 楽夢れーずん | 2013年4月 8日 (月) 21時36分
池田晶子さんといえば、最後の最後まで自分のコトバで思索した方ですね。
まるで“小林秀雄の妹”のような方でした。
楽夢さん、コメント、ありがとうございました。
投稿: タカヤン | 2013年4月 9日 (火) 14時34分
≪…「精神のエネルギー」…≫は、数の言葉(自然数)にも見受けられる。
エネルギー(エンテレケイア)のある自然数の絵本は、「もろはのつるぎ」(有田川町ウエブライブラリー)で・・・
投稿: 算術の日 | 2021年2月24日 (水) 08時51分