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青山二郎の天才

 ・・俺達は秀才だが、あいつだけは天才だ・・

 これは青山二郎について語った小林秀雄の言葉だが、「青山学院」と言って小林、青山、中原中也などそうそうたるたるメンバーの集まる場があった。

そこに入った人々は、小林のカラミに泣かされ、そして青山の眼光鋭い目に自分が裸にされるような感じをもったようである。

 白州正子もこの学校でもまれた一人だが、彼らには在る共通した流儀があったことは間違いない。

 それは、自分の出合った事物を自分の言葉で語るということではなかったろうか。

 小林秀雄はその体験を彼独特の見事な文体で著し、青山は骨董集めや本の装丁などで彼にしかない言葉の流儀を作り上げていったのである。

 この青山について見事に語った茂木健一郎さんの音声テープが彼のブログに紹介されているので、興味のある方は聞いて頂きたい。

 現代の日本からはほとんど失いつつある「美を求める心」を思い出すことができるに違いない。

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