宇宙のスイッチをオンにする言葉・・1
ハワイの光明思想家、アラン・コーエンの言葉からは、ハワイの太陽のように、いつも沢山の勇気と気づきをもらっている。
それこそアランの言葉には「宇宙のスイッチをオン」にして、世界を動かす力があるように思う。
死ぬまで幸せになるのを待つ必要はありません。
いま、ここで幸せになってください。
考え方を変えるだけで、それは可能なのです。
・・アラン・コーエン(『致知』「自分の価値に気づきなさい」より)
アランが言うように「いま、ここ」にある価値、自分の中にある価値に気づくということが幸福になる早道なのである。
そしてアランは「自分の価値」に気づくために、次のような「黄金の仏陀」の話を紹介する。
・・遠い昔、ある寺院に黄金の仏陀像がありました。ある時、他国の兵士たちが町を攻めに来るという噂が伝わってきました。きっと黄金の仏陀像は収奪されるに違いない。そこで僧侶達は、セメントで仏陀像の周りを塗り固め、黄金が見えないようにしました。やがて兵士たちがやってきましたが、ただの石像だと思って誰も興味を示しませんでした。
・・それから長い歳月がたち、寺院の中にもその仏陀像が黄金でできていることを知る人はいなくなりました。ある日、寺院の若い僧侶が仏陀像のそばに腰を下ろすと、セメントが剥げて、何かキラキラしたものが見えました。不思議に思ってそのセメントを剥がしていくと、中から黄金の仏陀が現れたのです。
・・長い間、ただの石像だと思い込んでいたものは、実は光り輝く黄金の仏陀だったのです。
このアランが紹介する仏陀像の話は、大切なことを教えてくれている。アランは言う。
私たちは、本当は光り輝く黄金のような存在なのです。しかし、知らず知らずのうちにその価値を見失い、輝きを失ってしまっていたのです。
何か大きな問題を乗り越えることで塗り固めていたセメントが剥げ落ち、本当は黄金であったことに気づくことがあります。
そのきっかけとなるのは、離婚かもしれないし、意地悪な上司、あるいは健康上の問題かもしれません。
アランの言うように、私たちは本当は光り輝く黄金のような存在なのだ。
本当はあの太陽のようにそこにいるだけで、周囲に慰みと喜びを与えている・・。
ただ、その一番大切な「自分の価値」に気づかなかっただけなのである。
私たちは、本当は光り輝く
黄金のような存在なのです。・・アラン・コーエン
(熱海の海にて)
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