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2011年6月24日 (金)

夢を言いまくって実現した男・・

北原照久さんといえば、「ブリキのおもちゃ博物館」を開館するなど数々の夢を実現した人として有名だが、藤川清美さんと共著の夢に関する本『夢を言いまくってかなえた男 ノートに書きまくってかなえた女』(出版文化社)は、夢を実現したい方にとって必読の書である、と思う。

 北原さんによると、「夢実現の公式」は次のようになる。

       ●「想い」を強く抱く●
            ↓
       ●夢として具体的にイメージする●
            ↓
       ●その夢を語る。熱く語る●
            ↓
       ●実現したときのことを想像して、楽しむ●
            ↓
       ●夢は、かなう●


 例えば北原さんは昔から加山雄三さんの大ファンで、いろいろな人に加山さんに会いたいと熱く語り続けたという。

 30有余年それを語り続けた結果、友人の紹介で憧れの加山さんに会うことができ、加山さんの船でクルージングしたり、歌や演奏を一緒にしたり、まさに夢のようなお付き合いをしているという。

 この北原さんの「夢実現の公式」で注目されるのは、たとえ「ほら吹き」と想われてもひたすら自分の夢を熱く語り続けたところである。

 この語り続けるという行為には、一石三鳥くらいの効果がある。

 まず第一に自分の語る夢の言葉を一番、聴いているのは実は自分自身である。

 自身の心が潜在意識が真っ先に自分の言葉を聴いているのである。

 それも熱く語れば語るほど、自分でも本当に実現するのではないか・・という確信が湧いてくる。

 第二に周囲の人に語り続けることにより、その夢に関心をもった人たちが夢を実現させるのに重要な情報をもたらしてくれる。
 
 第三に他人に語ることによって是非とも実現させなければすまなくなり、実現しようという努力を始める。

 私たちの語る言葉には、驚くべき創造力があるようである。

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  湘南にある北原さんの豪邸

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