一瞬で世界を変える方法・・2
一瞬で世界を変える方法は、要するに物の見方を変えればよいわけだが、ここにそのとっておきの方法がある。
それは別人になりきって、世界を新しく見るという方法である。
一度、自分の心の眼鏡を外して、別の人の心になりきって見るのである。
例えばサラーリマンであれば、自分がもっと上の役職になったつもりで物を考えるのである。
また自分のメンターがいれば、そのメンターになりきって物を見、そして演技してみるのもよい。
小林秀雄の言葉に・・鑑賞とは模倣という行為の意識化し純化したものなのである。救世観音の美しさは、僕等の悟性という様な抽象的なものを救うのではない、僕等の心も身体も救うのだ・・というものがある。
信仰する仏や神に帰依するのも実は普段の自分が消えてその高貴なる存在と一つになる、世界を一瞬にして変える方法だったのではないか。
« 本物のタイガーマスクになった三沢さんへ | トップページ | 一瞬で世界を変える方法・・3 »
「哲学」カテゴリの記事
- 意識と存在の構造モデル3・・無の関門を通る(2019.10.25)
- 井筒俊彦と小林秀雄の共通点・・対話による叡智の発掘(2019.02.19)
- 「スーパーセルフ」の開発が人類を救済する・・(2019.01.02)
- 叡智の哲学者・井筒俊彦論・・総集編(2018.12.04)
- 逆境で生まれる新文明・・新しい自己像の誕生(2018.09.18)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント