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批評の神髄・・9

感心することを怠りなく学ぶ事。

感心するにも大変複雑な才能を要する。

感心する事を知らない批評家は、しょっ中無けなしの財布をはたいている様なものだ。・・「断想」

 小林秀雄の批評とは究極のところ、ほめるところの特殊な技術であった。

 そのためには、批評の対象であるところの作品や著者などに感心する必要がある。

 何かに感心することは、結局のところ、自分の心を豊かにし、財産を増やすことになる。

 小林は批評家として、この言葉通り、怠りなく感心する能力を鍛えたのある。

 例えばドストエフスキーの『罪と罰』という名作に小林は十年以上の歳月をかけて感心し続けた。感心する中で、この作品の驚くべき奥行きと核心をあますところなく彼は描いている。

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