曼陀羅思想のススメ・・生命の営みを考える
曼陀羅思想の根本となるものは、自分と他人、自分と外界・自然との境界線は実は仮のものであり、本当はナイいうことである。
私たちの認識は、生活の利便上、どうしても自他の境を引き、考えがちであるが、最近の脳科学の研究によると、この境目を引くのは脳の働きであることが分かってきている。
私たちの命も表面的には個々別々に命の営みをしているようでも、実はつながっていて実に絶妙なネットワークを構成している。
それは私たちの社会でもそうである。家族、会社、団体など私たち命は常に巣をつくって集い、お互いに磨き、生長しようとしている。
惑星間哲学の立場から大胆に言うならば、地球社会は全て一なるもの(それを大生命ともサムシンググレートととも神ともよんでいい)によって創造され、絶妙なリズムですべてはともに生長し、その本来の使命を花開かせようとしているのである。
このような見地から見るならば、自分という個体の都合のみを考えることがどんなに不自然なことなのか、見えてくる。私たちは個即全の生命の営みによって真に幸福になることができるのである。
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